m3.com トップ>医療維新>レポート|AIが切り拓...>医療情報は“宝の山”、有効活用するカギは?
2017年1月30日 橋本佳子(m3.com編集長)
脳梗塞患者の平均入院期間は8日。この期間で退院できるか否かを最も左右する因子は何か……。ベテランの臨床医でも容易には解答を見い出せないこの質問に、答えを出す際に活用したのが、済生会熊本病院(熊本市)が、2015年度から導入している「NECV」と呼ぶ電子カルテだ。同病院の患者データを基にした分析結果は、「入院4日目の意識状態」。「入院時点での意識レベルかと思ったが、入院当初は何らかの合併症が起きやすく、不確定な要因がある。4日経った時点でのJCS(ジャパン・コーマ・スケール)を評価すれば、その後の...
AI重点領域、診断・治療、画像診断支援など6分野 2017/7/1
副作用を迅速にチェック、「薬のビックデータ」 2017/4/3
AI時代こそ、問われる医師の「人間力」 2017/3/25
「エビデンスと診療のギャップ」、NDB等で解明 2017/3/14
AIによる診療支援、「医師が最終決定、責任負う」 2017/3/7
進化する「Watson」、診断支援や新薬開発にも 2017/2/20
AIで画像診断支援、医師不足対策の一助にも 2017/2/14
医師国試、合格目前!1、2年後には“医師”? 2017/2/14
もう搬送先を迷わない!「CloudER」実証研究 2017/2/3
医療情報は“宝の山”、有効活用するカギは? 2017/1/30
「そうだ!Watson君に聞いてみよう!」 2017/1/20
精度85%で自殺リスク分析、スペインの病院で実証 2017/1/16
うつ病を診断支援、“精神科薬の危機”も救う 2017/1/11