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医師国試、合格目前!1、2年後には“医師”?

レポート 2017年2月14日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

医師国試合格に必要とされる正答率(過去10年間の平均)は66.6%、“医師国試ロボ”の正答率は55.6%! 慶應大学理工学部生命情報学科教授の榊原康文氏が開発を進めているのが「医師国家試験を自動解答するプログラム」(本文では、以下、“医師国試ロボ”と略)。「現役合格」には至らなかったが、徐々に合格率は向上し、医師国試の合格は目前だ。“医師国試ロボ”が解くのは、医師国試問題のうち、症例を提示、複数の選択肢の中から病名を解答する設問形式の「臨床診断問題」。 いまだ平均正答率には達していないが、問題を解く速さは誰にも負けない。“医師国試ロボ”は、27の「臨床実地問題」を、数秒かからずに解答する。榊原氏は、当面の目標として、「この1、2年くらいには、医師国試合格を達成したい」と自信を見せる。 自然文で書かれた医師国試問題を“医師国試ロボ”は読み、解答する(提供:榊原氏) “東ロボ君”が参考に 榊原氏が、“医師国試ロボ”の開発に着手したのは、実は国試合格が目的ではない。「慶應義塾大学病院」の診断や治療方針決定の能力を持つプログラムを、全国に普及させるという壮大な構想が最終ゴールだ。 榊原氏は、「...