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「医療構想が具体化、大事な年」塩崎大臣

レポート 2017年1月15日 (日)  高橋直純(m3.com編集部)

四病院団体協議会の賀詞交歓会が1月13日、東京都内で開かれ、塩崎恭久厚労相は「今年は各地域の医療構想が具体化をしていく大事な年。病院の役割は極めて重要かつ大である」と挨拶をした。昨年の同会は参加した安倍晋三首相は、外遊中で欠席だった。 約5分間の挨拶で、塩崎氏は2017年は「盛りだくさんのアジェンダが目の前にある」と話し、具体的には、薬価制度、ICTの活用、地域医療構想――の3点について触れた。ICT化では「過去に例のない大規模なものになる。現場の先生方の医療活動を生かすシステムにしていきたい」と述べた。 2016年の振り返りでは熊本地震のほか、伊勢志摩サミットに関連して「グローバルヘルスの分野で国際的に日本が評価された」と話した。 四病協代表として挨拶をした日本精神科病院協会会長の山崎学氏は「新春なので好きなことを言う」と断り、「医療保険と介護保険を一体化すべき」「高額薬剤に対応するために、薬剤は保険制度の外枠として、国が買い上げて現物給付すべき」との考えを示した。...