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「専門医、医師の偏在解消の道具にあらず」

レポート 2017年1月28日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

◆意識調査の結果 ⇒ 「専攻医の上限設定、「反対」は勤務医の47.8%」 ◆意識調査の回答ページ ⇒ 「新専門医制度、募集定員の上限は必要?不要?」 ◆『「6都府県」×「4領域は除く」』で専攻医の募集定員設定 【反対】 ◆勤務医 ・食っていけるか食っていけないかは切実な問題であるが、将来、自分が進みたい道に進める権利を剥奪する権利は誰にもないと思うから。もっと、みんながなりたがらない科目の医師には給料を良くするなどのインセンティブな付加価値を付けて、それに釣られてくる者を釣り上げた方が理に適っていると思います。【勤務医、20代】 ・いわゆるプロフェッショナル・オートノミーって確保されているのでしょうか。例えば、同様の専門家集団たるべき日本弁護士会が結局は極左反日集団に堕してしまったのを鑑みるに、現時点での執行部世代に多くを期待すべきでないのは重々承知していますが、正反対に霞ヶ関や政府与党に尻尾を振るのも情けない。30代、40代の、制度によって深刻な利害影響を被る世代に発言を求めるべきではないでしょうか。エライ方々はもういいでしょ。【勤務医、30代】 ・専門医を取得したい医師は、誰でも目...