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専攻医の上限設定、「反対」は勤務医の47.8%

レポート 2017年1月28日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

2018年度の開始に向け、準備が進みつつある新専門医制度。日本専門医機構は1月13日の理事会で、専攻医の都市部への集中を防ぐため、東京など6都府県で募集定員の上限を設定する方針を固めた(『6都府県、専攻医の募集上限設定、都市部集中防ぐ』を参照)。その是非をm3.com意識調査「新専門医制度、募集定員の上限は必要?不要?」で、m3.com医師会員を対象に聞いたところ、全体では、51.0%「反対」と回答。内訳を見ると、開業医では63.4%が「反対」と大勢を占めた一方、勤務医でも「反対」が47.8%で最も多かったものの、何らかの上限設定が必要との回答は計45.2%あり、多少意見が食い違う結果になった。 ◆意識調査の自由意見 ⇒ 「専門医、医師の偏在解消の道具にあらず」 ◆意識調査の自由意見 ⇒ 「大学 対 市中病院、比較は不適当」 ◆意識調査の自由意見 ⇒ 「大学主導に回帰」「偏在対策は別」「混沌」 ◆意識調査のの回答ページ ⇒ 「新専門医制度、募集定員の上限は必要?不要?」 Q 専攻医の募集定員を設定(地域別、基本領域別:ただし、外科、産婦人科、病理、臨床検査の4領域を除く)する方針につい...