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「国民皆保険が破壊」「安全な医療を提供できない」

レポート 2017年2月4日 (土)  m3.com編集部

◆意識調査の結果 ⇒ 「TPP離脱、日本全体にはマイナス、医療には?」 ◆意識調査の回答ページ ⇒ 「米国のTPP離脱、どう思う?」 Q2:医療界にとってプラス・またはマイナスと回答された理由を教えてください。 <医療界にとってプラスの影響があると回答した方の意見> ・最先端医療の国内早期導入などに対して有利に働くことも予想されるが、営利目的による医療の質の低下、営利目的による医療費の個人負担の増大、安全な医療を提供できない施設の増加等の問題点が解決していなかったため、どちらがより望ましいかと言われるとTPP発行停止の方が医療面ではやや望ましいかと思われる。【勤務医】 ・TPPによる医療改革によって、米国の保険制度による医療推進の影響を少なからず受けていた可能性もある。出来高や自由診療により経営を行える医療機関はごく一部に限られており、ほとんどの医療機関は、健康保険による診療に頼らざるを得ないのが現状である。【薬剤師】 ・2国間品目別の協議が望ましい。日本は自由貿易が重要だと言いながら、例えばニュージーランドの安くて良質なバターを限定輸入かつ国内では小出しにしている。政府が一部の利権を...