1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 医師4人が医業停止3年、計18人処分、医道審議会

医師4人が医業停止3年、計18人処分、医道審議会

レポート 2017年3月4日 (土)  高橋直純(m3.com編集部)

厚生労働省は3月3日、医道審議会医道分科会の答申を受け、医師、歯科医師合わせて18人(医師12人、歯科医師6人)の行政処分を決定した。厚労省からの諮問は計31人で、残りは「厳重注意」が8人、「保留」が5人だった。処分の発行は3月17日付。 医業停止3年は4人で、内訳は▽中国から危険ドラッグを輸入した医師(懲役2年、執行猶予3年)▽覚醒剤を使用、所持した医師(懲役2年6月、執行猶予4年)、▽自宅で、掃除の下見に訪れた女性にわいせつ行為をした医師(強制わいせつ罪で懲役2年、執行猶予3年)、▽院長を務めるクリニックで、架空の検査での診療報酬の詐取、および自院に勤務する看護師に対し、膝を1回蹴る暴行で全治10日の打撲を負わせた医師(詐欺、傷害罪で懲役3年、執行猶予5年)――だった。 医業停止2年は、院長を務めるクリニックで、准看護師にレーザー光線で入れ墨除去や脱毛など医行為をさせた医師(懲役2年、執行猶予4年、罰金100万円)。 医業停止1年は、スピード違反(30キロ超過)、及び酒気帯び運転での人身事故を起こした医師(懲役1年、執行猶予3年)。 医業停止4月は2人で、ともに酒気帯び運転(罰金3...