1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 「かかりつけ医研修、2017年度から一部見直し」、鈴木常任理事

「かかりつけ医研修、2017年度から一部見直し」、鈴木常任理事

レポート 2017年3月27日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会常任理事の鈴木邦彦氏は、3月26日の第139回日医臨時代議員会で、「かかりつけ医機能には、医学的機能と、社会的機能がある」と指摘、2017年度から「地域包括診療加算・地域包括診療料に係るかかりつけ医研修会」は医学的機能を中心に、「日医かかりつけ医機能研修制度応用研修会」では地域包括ケアシステムの構築に向けて、社会的機能を中心に、それぞれ研修できるよう見直す方針を説明した。両研修会は、内容が一部重複しており、目的が分かりにくいとの指摘があった。 研修受講に当たっては、「医師会研修管理システム」の利用で、受講履歴の管理が容易になるほか、医師資格証があれば、自分専用のホームページにログインすることで、受講履歴や単位の取得状況が確認でき、地域包括診療加算・地域包括診療料の研修実績の証明にすることも可能であるとし、利用を呼びかけた。 ただし、研修会のe-learning化は、「診療報酬の算定要件を満たさない」とされていることなどから、その導入は難しいと説明、理解を求めた。 医学的機能と社会的機能に分けて講義 「在宅医リーダー研修」「地域包括診療加算・地域包括診療料に係るかかりつけ医研修...