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京府医大、病院長には北脇城・産婦人科学教授

レポート 2017年3月31日 (金)  高橋直純(m3.com編集部)

京都府立医科大学は3月31日、新たな学長に竹中洋・大阪医科大学元学長、病院長兼副学長に北脇城・京都府立医大教授(産婦人科)が就任したとする人事を発表した。いずれも4月1日付け。 また、副学長の吉村了勇病院長、久保俊一教授、中川正法教授、渡辺能行教授が3月31日付けで退任にする。大学は退任の理由を「任期満了のため」と説明。北脇氏以外の副学長は、今後任命していく。 大学は当初、4月初旬に竹中新学長の就任会見を行うとしていたが、「大学、病院運営が軌道に乗り始めると思われる」4月下旬に延期した。 所信表明の骨子は以下の通り。「本学が目指す方向」として、下記の5つの指針を打ち出した。 ◆はじめに 長い歴史と伝統を継承する責任の重さに、厳かに身が引き締まる思い。百尺竿頭進一歩の覚悟で大学運営に当たる所存である。 ◆大学を取り巻く状況 創設以来の大きな危機に直面しており、誠に痛恨の極み。本学関係者への捜査は継続されており、推移を見守る一方、社会的・同義的な責任や信頼の回復に積極的に取り組んでいく。私は学長として強いリーダーシップを持って、Never give upの精神で、教職員、学生諸君とともに大...