指導的立場への女性の政策的登用、男女で認識に差◆Vol.12－1

[連載第1回はこちら] Q 「社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的地位に女性が占める割合が、少なくとも30％程度になるよう期待する」とする政府の目標に関連して、医療界での状況についてお考えをお聞きします。医療界で「2020年までに30％程度」は達成可能でしょうか 女性医師の48.4％、男性医師の46.0％が「不可能」と回答した。 Q 「2020年までに30％程度」を達成するために、指導的地位における女性の採用について医療界でも数値目標を設定するなど政策的な取り組みが必要とお考えでしょうか 指導的地位に付く女性を増やすための政策的な取組の是非については、男女の相違が大きかった。「必要」は女性で38.1％に対し、男性は21.8％、逆に「必要ない」は女性15.9％、男性33.5％だった。 Q 達成のための、必要、有用と思う施策を教えてください⇒「女性は0.8で1働く」「男尊女卑なくなれ」◆Vol.13－2 【調査の概要】 ・調査期間：2017年1月9日－2017年1月10日 ・対象：m3.com医師会員（30－49歳） ・回答者数：500人（女性医師252人、男性医師248人）...