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「へき地勤務、多忙を極め、体調を崩しかけた」

レポート 2017年4月25日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

◆意識調査の結果解説記事 ⇒ ◆「プライマリ・ケアの担い手は専門医」、年代で差 ◆意識調査のページ ⇒ ◆医師の地域偏在対策について―医師の働き方改革(4) ◆へき地勤務の経験あり ・以前、数カ月だけですが、所謂「へき地」の診療所で町で、2人しかいない医師の片割れとして働かせていただいたことがあります。その時の経験は他に代えがたいものであり、多くの先生方にも一度は経験していただきたいと思っています。しかし、期限を定めず、かつ、ただ一人の医師として「へき地」で働くことは、難しいのではないかとも感じました。 本来ならば都道府県ごとの大学病院が派遣の義務を負うべきなのかもしれませんが、下手な大学病院よりも東京にある有名センター病院や私立病院の方が人を派遣する余力があるとも思います。ですから、地方の大学病院に限定せず、一定規模以上の研修医や専修医を受け入れる教育病院には、継続的な医師派遣を条件付けた上で、研修医や専修医の受け入れを許可する、あるいは補助金を支給するなどの対策が必要ではないかと考えます。また、派遣される医師も、専門医取得後の「御礼奉公」に限定するくらいの方が「よく分からない『へき...