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四病協、「働き方検討委員会」を設置

レポート 2017年4月27日 (木)  水谷悠(m3.com編集部)

四病院団体協議会は4月26日の総合部会で、四病協内に「病院医師の働き方検討委員会」を設置することを決めた。記者会見した日本医療法人協会会長の加納繁照氏は「(四病協を構成する)各団体で個別に検討はしているが、集中して取り組む場を作る。今、社会的にも働き方の議論がされており、われわれ病院団体が対策を練っていく、大事な委員会になる」と述べた。委員は今後、勤務医を中心に人選を行う。 日本医療法人協会会長の加納繁照氏(右から2人目)ら 加納氏は、4月24日に厚生労働省の「医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」で提示された3つの論点(「専門医取得、義務ではない」、新整備指針に明記かを参照)について、四病協として全面的に賛同することを確認したほか、院内処方と院外処方で、技術料の格差が大きくなっているため、同一にすべきではないかといった議論があったことも紹介した。 さらに、臨床研修制度に関して3月31日付で厚生労働省医政局長の神田裕二氏宛てに提出した要望書についても会見で説明した(『臨床研修「外科と精神科も必修に」、四病協が要望予定』を参照)。要望書では外科と精神科が必修科目から選択必修科目に変わ...