東京医科歯科大、防犯対策を強化

東京医科歯科大学は、5月9日に同大歯学部附属病院で非常勤の男性歯科医師が男に刃物で刺されて負傷した事件を受け、大学と病院内での安全対策について協議し、田中雄二郎統合診療機構長・副学長名でコメントを発表した。全文は以下の通り。 【東京医科歯科大学のコメント】 最初に本日ご迷惑をおかけした患者さんやご家族に深くお詫び申し上げます。今回の傷害事件に関する情報が現在も錯綜している状況にありますが、事件発生以降も患者さんが安心して療養でき、職員の安全を確保するために、安全対策強化について検討いたしました。具体的には、病院・大学内の警備スタッフの増員、身分証の提示や確認、学生や職員に対する全学メールでの注意喚起、病院内の各診療科･部･センターでのセキュリティーに関する知識と意識の共有、不審者情報に対する迅速な対応などについて、早急に実行いたします。患者さんとそのご家族、および職員の安全確保のために防犯対策を強化することについてご理解いただければ幸いです。...