海外での研究経験、半数強が肯定的
レポート
2017年5月15日 (月)
水谷悠(m3.com編集部)
文部科学省が4月24日、「若手研究者海外挑戦プログラム」の実施など、基礎科学力の強化のために若手研究者が活躍できる環境の整備についての施策を打ち出した。これに関連して行ったm3.com意識調査では、開業医の54.9%、勤務医の56.9%が研究者を志す場合に早期に海外で研究に従事する経験をすべきと答えるなど、海外での経験を肯定的に捉える意見が半数あまりを占めた。 Q1:研究者を志す場合、早期に海外で研究に従事する経験をすべきと思いますか? Q2:海外で一定期間、研究した経験がありますか? 海外での研究は開業医が23.3%、勤務医が25.4%と、臨床医ではほぼ4人に1人が経験。そのほかの業種ではさらに少ない割合だった。 Q3:海外での経験は、その後の研究に役立つと思いますか? 海外経験がその後の研究に役立つと考えたのは、開業医49.5%、勤務医60.3%と約半数。薬剤師では71.9%と、役立つと考えている会員が多数を占めた。 Q4:その他、若手が海外で研究することについて、お考えをご自由にお書きください。 【海外での研究を経験すべき】 ・海外での研究者の交流を通した経験は、さまざまなこれか...
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