m3.com トップ>医療維新>レポート|社会保障審議...>先発品と後発品の「差額」徴収、反対が多数
2017年5月18日 橋本佳子(m3.com編集長)
厚生労働省の社会保障審議会医療保険部会(部会長:遠藤久夫・国立社会保障・人口問題研究所所長)は5月17日、「先発医薬品価格のうち、後発医薬品に係る保険給付額を超える部分の負担」の在り方について議論した。同省は、(1)先発医薬品と後発医薬品の差額を患者負担とする、(2)患者負担にはせず、先発医薬品の薬価を後発医薬品まで引き下げる――という2案を提示、一部の保険者代表の委員からは支持する声が挙がったものの、いずれも反対あるいは慎重な検討を求める意見が大半を占めた(資料は、厚労省のホームページ)。「先...
「保健医療データプラットフォーム」構築に向け、有識者会議 2018/4/19
「地域別の診療報酬」は慎重意見多数、医療保険部会 2018/4/19
「医師少数区域」勤務の認定医師、専門医取得の支援も検討 2018/4/11
医師の働き方改革、「労働時間の短縮だけで済む話にあらず」 2018/2/28
医療機関のウェブサイト、6月から広告規制の対象 2018/2/28
医師偏在対策に向けた医療法等改正は2段階で実施 2018/1/25
医師偏在対策、「一歩踏み込んだ」「全然進んでいない」 2017/12/23
紹介状なし大病院受診、定額負担の徴収拡大 2017/12/7
2018年度診療報酬改定、基本方針案を部会長一任で了承 2017/12/7
中川日医副会長「調剤財源で院内処方評価を」医療部会 2017/12/6
「薬剤の自己負担」、医療者と保険者の意見対立、医療保険部会 2017/11/25
療養病床の看護職員の基準、経過措置を6年延長 2017/11/25
「医師偏在対策、中核は県」、実効性を不安視する声も 2017/11/24
2018年度診療報酬改定の基本方針(骨子案)、ほぼ了承 2017/11/24
「公私、医療機関の扱いは原則平等」、医療部会で確認 2017/11/10
被保険者番号を個人単位に、医療等IDにも活用、医療保険部会 2017/11/9
「必要な財源確保が改定の大前提」、中川日医副会長 2017/10/5
介護医療院、「看板での名称掲示は任意」 2017/10/5
2018年度改定、重点課題は「地域包括ケアシステムの構築」 2017/10/4
「紹介状なし」定額負担、対象病院拡大を検討 2017/10/4