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DPC、簡素化の方向制を評価、日病協

レポート 2017年5月29日 (月)  水谷悠(m3.com編集部)

日本病院団体協議会の原澤茂議長(全国公私病院連盟常務理事)は5月26日の記者会見で、5月24日に開催された中央社会保険医療協議会DPC評価分科会で提示された2018年度診療報酬改定に向けたDPC制度検討状況中間報告で、制度の簡素化の方向性が見えてきたことを評価する一方で、激変緩和措置や調整係数の代案を早急に提示してほしいといった議論が、同日の代表者会議で行われたことを明らかにした(中医協DPC評価分科会の資料は、厚生労働省のホームページ)。 また10月末で任期満了を迎える中医協の万代恭嗣委員(日本病院会会長代行副会長)の後任として、日病診療報酬・病院経営検討委員会委員長の島弘志氏を推薦することと、日本リハビリテーション病院・施設協会の新加盟を認めることが承認された。 原澤茂氏 原澤氏によると、代表者会議では導入後に項目が拡充されてきた機能評価係数IIを、導入時の6項目に絞って再整理する方向であることや、格付けであるかのように受け取られかねない「医療機関群I、II、III」の呼称の変更が検討されていることなどを評価。その一方で、DPC評価分科会の委員でもある副議長の山本修一氏(国立大学附...