日病新会長に相澤孝夫副会長、社員総会・理事会で決定

日本病院会は5月27日に社員総会と理事会を開催し、新会長に相澤孝夫会長代行副会長を選出した。会長代行副会長には業務執行副会長の末永裕之氏と、常任理事の万代恭嗣氏をそれぞれ選出した。相澤新会長は「病院医療を取り巻く環境は非常に厳しく、また速いスピードで、大きく変化している。そうした状況の中で、変えるべきものは変え、絶対に守るべきものは守る、そんな病院会の在り方をつくっていきたい」と抱負を述べた。 相澤孝夫新会長（左端）ら新執行部 新執行部とそれぞれの担当は以下の通り。 会長 相澤 孝夫氏 会長代行副会長 末永 裕之氏 万代 恭嗣氏 業務執行副会長 岡留健一郎氏（総務） 島 弘志氏（医療政策） 小松本 悟氏（人材育成） 大道 道大氏（情報発信） 相澤氏は新会長としての取り組みについて、「病院とは何かという基本的な問題を、しっかりと考えるところから私はスタートしていきたい。病院が入院医療を中心に、外来医療もそうだが、組織として医療を提供している。組織として機能を発揮するにはどうすればいいのかということが大事ではないか」と述べた。その上で、医療は、組織が大きくなるほど変化に対応するのは簡単では...