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遠隔診療拡充、半数が「どちらとも言えない」

レポート 2017年6月4日 (日)  水谷悠(m3.com編集部)

政府の規制改革推進会議が5月23日に取りまとめた「規制改革推進に関する第1次答申~明日への扉を開く~」の中で、遠隔診療について(1)遠隔診療の取り扱いの明確化、(2)遠隔診療の診療報酬上の評価の拡充――の2点が項目に上がった。遠隔診療に関してm3.com医師会員に尋ねたところ、「2018年度診療報酬改定で評価を拡充するべきと思いますか?」との質問に対して開業医、勤務医とも半数近くが「どちらとも言えない」と回答。遠隔診療への態度を決めかねている現状が浮かび上がった。 (記事は『「初診から可能」「SNSやメールで」遠隔診療の明確化を』、資料は内閣府のホームページを参照) Q1:遠隔診療について、2018年度診療報酬改定で評価を拡充するべきと思いますか? 態度を決めかねている医師会員はいずれも半数近くに上るが、一方で「拡充すべき」との意見は勤務医が44.4%、開業医が27.4%と、はっきりとした差が現れた。 Q2:答申では遠隔診療について、以下の項目を含めて取り扱いを明確に周知するため、新たな通知の発出を行うことを求めていますが、特にどの点が重要と思いますか? 勤務医、開業医とも『「離島・へ...