m3.com トップ>医療維新>スペシャル企画|小説「朔風 ...>この娘との間では余計な会話が増えてしまう【連載小説「朔風」第66回】

この娘との間では余計な会話が増えてしまう【連載小説「朔風」第66回】

火曜日、金曜日に更新

2017年6月16日 久間十義(小説家)


[あらすじ・登場人物はこちら][連載第1回はこちら]健太朗は首をひねった。院長は結局、俺に何を言いたいんだろう?相談と言っても、すでに北斗医大の内科の意向は告げてある。大腸内視鏡の設備がなければ杉谷医師は出せない。――それが内科の先輩であり、医師の派遣でもけっこうな力があるらしい飯島からの注文だった。朝の診療が始まる慌ただしい時刻だったこともあり、院長には「わかりました」と返事した。しかし、詳しいことを詰めると言っても、要は内視鏡を導入して杉谷医師に来てもらうか、導入しないで彼の赴任をあきらめる...

この記事は会員限定コンテンツです。
ログイン、または会員登録いただくと、続きがご覧になれます。

小説「朔風 ―バトラー病院の午後―」に関する記事(一覧

誰もが泥舟から逃げ出そうとしている【連載小説「朔風」第128回】 2018/1/19

手を差し伸べてきたのは看護師たちだった【連載小説「朔風」第127回】 2018/1/16

今夜で最後にするつもりなのだ…【連載小説「朔風」第126回】 2018/1/12

心変わり【連載小説「朔風」第125回】 2018/1/9

「作戦会議って言ったのは実は口実なの」【連載小説「朔風」第124回】 2018/1/5

どうせ夏が終わったら帰るんだから【連載小説「朔風」第123回】 2018/1/2

「市長のお手並み拝見かな」【連載小説「朔風」第122回】 2017/12/29

市長との話し合い【連載小説「朔風」第121回】 2017/12/26

「吉川くんについて、どう思う?」【連載小説「朔風」第120回】 2017/12/22

彼女についての記述【連載小説「朔風」第119回】 2017/12/19

院長の遺言【連載小説「朔風」第118回】 2017/12/15

それから1年2カ月後【連載小説「朔風」第117回】 2017/12/12

会話はほとんど弾まなかった【連載小説「朔風」第116回】 2017/12/8

「ずっと傍にいるから」【連載小説「朔風」第115回】 2017/12/5

二人の関係【連載小説「朔風」第114回】 2017/12/1

一種の運命だと思って【連載小説「朔風」第113回】 2017/11/28

「やって来るのが遅すぎます!」【連載小説「朔風」第112回】 2017/11/24

「院長先生の容態が急変しました」【連載小説「朔風」第111回】 2017/11/21

一種の運命だと思って【連載小説「朔風」第110回】 2017/11/17

再びデジャヴの中で【連載小説「朔風」第109回】 2017/11/14