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四病協の「働き方検討委」、議論スタート

レポート 2017年6月29日 (木)  水谷悠(m3.com編集部)

四病院団体協議会は6月28日、「病院医師の働き方検討委員会」の第1回会合を都内で開き、医師の働き方改革についての議論を開始した。委員長として日本病院会副会長の岡留健一郎氏を選任。岡留氏は、今後の議論の進め方として、「現状を認識することが最初。データがないと、主張にも迫力がない」と説明し、時間外労働や宿日直の現状などについての実態調査を行い、 国の議論の場に提示する方針。調査は、7月から8月にかけて各団体の加盟病院から合計20から30程度の施設を抽出して実施、今年内をめどに結果をまとめる考えを示した。 検討委員会の委員は以下の通り。 日本病院会:岡留健一郎副会長、中井修常任理事、安藤亮一・武蔵野赤十字病院副院長全日本病院協会:猪口雄二会長、神野正博副会長、大澤秀一・平成立石病院院長日本精神科病院協会:長瀬輝諠副会長、岡本呉賦常務理事、佐久間啓・看護・コメディカル委員会委員日本医療法人協会:伊藤伸一会長代行、馬場武彦副会長、竹内丙午・菅間記念病院副院長 安藤、大澤、竹内の各氏は各団体の役員ではなく、現場に比較的近い立場での視点から意見を提供することが期待される。岡留氏は「3人は今も宿直に入...