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2016年度改定検証、5つの調査票案を承認

レポート 2017年6月29日 (木)  水谷悠(m3.com編集部)

中央社会保険医療協議会の総会(会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)は6月28日、「2016年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(2017年度調査)」の調査票案を承認した。7月から8月にかけて大きく分けて5つの分野で郵送により調査し、2016年度診療報酬改定の効果や影響についての報告書を11月までにまとめる予定(資料は厚生労働省のホームページ)。 調査を行う5つの分野と、調査対象は以下の通り。(2)、(3)、(4)は施設を通じた患者調査、(5)は同様の方法での医師調査、患者調査と、インターネットを通じた患者調査も行う。 (1)回復期リハビリテーション病棟におけるアウトカム評価の導入の影響、維持期リハビリテーションの介護保険への移行状況等を含むリハビリテーションの実施状況調査 ・回復期リハビリテーション病棟入院料を算定している病院から無作為抽出した1000施設、それ以外で脳血管疾患等リハビリテーション料または運動器リハビリテーション料を算定している病院から無作為抽出した600施設。 (2)医薬品の適正使用のための残薬、重複・多剤投薬の実態調査並びにかかりつけ薬剤師・薬局...