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死亡診断書作成ソフト「DiedAi」の利用呼びかけ

レポート 2017年7月12日 (水)  水谷悠(m3.com編集部)

日本医師会副会長の今村聡氏は7月12日の定例記者会見で、日医ORCA管理機構が死亡診断書(死体検案書)作成ソフト「DiedAi」の大幅な更新を行ったことを報告し、死亡診断書(死体検案書)を簡便に作成できるとして「ぜひ知って、使ってもらいたい」と述べて活用を呼びかけた(ソフトは、日医ORCA管理機構のホームページでダウンロード可能)。 日医副会長の今村聡氏 このソフトは「2014年度厚生労働科学特別研究事業の高齢者社会における死因究明の在り方等に関する研究」(2015年以降は「厚生労働行政推進調査事業費補助金地域医療基盤開発推進研究事業」)での死亡診断書(死体検案書)の様式更新の検討に合わせて行われている、作成・提出の電子化の一環。 今村氏は、医師が手書きで記入している現在の仕組みの問題点として、傷病名の選択で迷うなど作成に手間取る場合があることや、傷病名の表記が不統一だったり、記入者によっては悪筆で読みにくかったりするケースもあることなどを指摘。「DiedAi」では傷病名の検索など項目ごとに入力補助機能があり、最新版では戸籍統一文字の表示も可能になっている。 現在はオンラインで提出でき...