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レセプト審査自動化、賛成が優勢

レポート 2017年7月18日 (火)  水谷悠(m3.com編集部)

厚生労働省が7月4日、レセプトを審査する社会保険診療報酬支払基金の業務効率化計画をまとめ、2022年度末までにICTやAI(人工知能)などコンピューターを活用した審査の割合を90%に引き上げる目標を盛り込んだ。レセプト審査の地域間格差などが是正される可能性がある一方で、画一的な審査になることも懸念される。 レセプト審査の自動化についてm3.com医師会員に聞いたところ、「賛成」と「一部の審査のみなら賛成」を合わせて開業医が62.8%、勤務医が77.1%と、自動化の方向性を歓迎する回答が優勢だった(資料は、厚労省のホームページ)。 Q1:レセプト審査の大半をコンピューター化することに賛成ですか? Q2:現状のレセプト審査に満足していますか? 「やや不満」と「不満」を合わせて、開業医が70.0%、勤務医が62.0%。審査結果に満足していない会員が多数を占めた。 Q3:Q2で「不満」の理由、その他、コンピューター化を含め、レセプト審査についてご意見があれば、ご自由にお書きください。 【自動化に賛成】 審査をする側としては省力化になるのでうれしい。【勤務医】 審査機関の事務系職員が自動的に処理...