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「まさに日本の医療の貢献者」「生活習慣病啓蒙、偉大な功績」

レポート 2017年7月29日 (土)  水谷悠(m3.com編集部)

聖路加国際病院名誉院長の日野原重明氏が7月18日、105歳で逝去した。日野原氏は日本の医学教育の礎を築き、その発展に貢献したほか、聖路加看護大学学長を務め、幅広く医療人材の教育に力を入れていたことで知られる。 m3.com意識調査で、日野原氏から直接教えを受けたり、講演や著書などを通じて影響を受けたりしたこと、思い出や追悼の辞を募ったところ、「命とはなにか?死と生を真摯に見つめた臨床家」、「歳を取ってからの生き方に素晴らしいヒントをいただきました」など、生前を偲ぶ声が寄せられた(『日野原重明氏、105歳で死去、聖路加国際病院名誉院長』を参照)。 Q1:日野原氏から教えを受けたり、講演を聴いたりした経験がありますか? 医師では、日野原氏に何らかの形で接点があったり、報道などを見聞きしたことがある人は、6割強。中でも最も多かったのは、「報道などを通じて言葉や考え方に接した」で、開業医34.0%、勤務医28.9%(複数回答)。「直接教えを受けた」のは、平均年齢の違いもあり、開業医(7.4%)の方が勤務医(5.5%)よりも多かった。 回答者数は少ないが、日野原氏との接点が多かったのが、看護師。...