m3.com トップ>医療維新>スペシャル企画|離島医療39...>「外科医に対する最大の歓迎」◆Vol.2
2017年8月13日 橋本佳子(m3.com編集長)
――もっとも、手打診療所には当初、手術設備はそろっておらず、麻酔機器を購入するところから始めた。また体制を整えても、手術の実施をすぐに受け入れてもらえたわけではなかったという。離島で手術を開始するに当たって、さまざまな問題が浮かび上がってきた。貧弱な医療機器とマンパワー不足。輸血用血液の準備も必要。それ以上に、そもそも手術をさせてもらえるか、という問題があった。僕の前任者は、手術をやっていなかった。僕が赴任して、最初に手術適応と思った肝膿瘍の患者さんには、「こんな所で手術しない!」と言われた。鹿...
離島医療の“フルコース”を楽しむ◆Vol.5 2017/9/2
「Dr.コトー的外科」の終焉◆Vol.4 2017/8/26
「命は神に、病気は先生に任せています」◆Vol.3 2017/8/20
「外科医に対する最大の歓迎」◆Vol.2 2017/8/13
「Dr.コトー、離島医療39年」に終止符◆Vol.1 2017/8/6