m3.com トップ>医療維新>スペシャル企画|小説「朔風 ...>「ただ念のためだよ。主治医の先生?」【連載小説「朔風」第79回】

「ただ念のためだよ。主治医の先生?」【連載小説「朔風」第79回】

火曜日、金曜日に更新

2017年8月1日 久間十義(小説家)


[あらすじ・登場人物はこちら][連載第1回はこちら]【29】「――もう結果は出ているんだよね?」電話口に出た健太朗に、院長は単刀直入に訊いてきた。「ええ」と頷いた彼に「で結果は?」と院長は迫った。「いえ、まだ数値を見ているだけでハッキリとは……」と健太朗が口を濁すと、「そうか」と院長は答えて何か言いたそうに口を噤んだ。「いずれにしても」と健太朗は院長に告げた。「苫小牧のラボに回している検査項目が出揃わなければハッキリしたことは言えません」健太朗の言葉を聞いて、院長は「わかった」と答えて、続けた。...

この記事は会員限定コンテンツです。
ログイン、または会員登録いただくと、続きがご覧になれます。

小説「朔風 ―バトラー病院の午後―」に関する記事(一覧

院長の遺言【連載小説「朔風」第118回】 2017/12/15

それから1年2カ月後【連載小説「朔風」第117回】 2017/12/12

会話はほとんど弾まなかった【連載小説「朔風」第116回】 2017/12/8

「ずっと傍にいるから」【連載小説「朔風」第115回】 2017/12/5

二人の関係【連載小説「朔風」第114回】 2017/12/1

一種の運命だと思って【連載小説「朔風」第113回】 2017/11/28

「やって来るのが遅すぎます!」【連載小説「朔風」第112回】 2017/11/24

「院長先生の容態が急変しました」【連載小説「朔風」第111回】 2017/11/21

一種の運命だと思って【連載小説「朔風」第110回】 2017/11/17

再びデジャヴの中で【連載小説「朔風」第109回】 2017/11/14

先生、院長先生がお話になりたいそうです【連載小説「朔風」第108回】 2017/11/10

「大、丈、夫だ……」【連載小説「朔風」第107回】 2017/11/7

「……このまま病院まで運んでくれ」【連載小説「朔風」第106回】 2017/11/3

どうしたんです?しっかりしてください!【連載小説「朔風」第105回】 2017/10/31

そう言って、と耳打ちしたのだった【連載小説「朔風」第104回】 2017/10/27

コンサルタントの調査【連載小説「朔風」第103回】 2017/10/24

結局は薄っぺらなその場しのぎの改革になるのでは?【連載小説「朔風」第102回】 2017/10/20

富産別の現状を知ってもらう【連載小説「朔風」第101回】 2017/10/17

わたしは院長の”お気に入り”ですから【連載小説「朔風」第100回】 2017/10/13

今回の「査問騒動」のあらまし【連載小説「朔風」第99回】 2017/10/10