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安倍首相「働き方改革の実行を」、加藤厚労大臣に期待

レポート 2017年8月4日 (金)  高橋直純(m3.com編集部)

安倍晋三首相は8月3日、内閣改造を行い厚生労働大臣に加藤勝信氏を任命した。加藤氏は厚労大臣のほか、働き方改革担当、内閣府特命担当大臣(拉致問題担当)も兼務する。 安倍首相は記者会見で、加藤氏を「戦後ずっと続いてきた長時間労働の慣行を打破し、同一労働同一賃金を導入し、正規と非正規の壁を打ち破るなど、働き方改革はいよいよ実行の段階に移る。実行計画を取りまとめた加藤大臣に厚労大臣として秋の臨時国会で必要な法案の成立を目指してもらう」と紹介した。安倍首相は「この内閣は結果本位の仕事人内閣だ」と説明した。 加藤氏は東京大学卒業後、1979年に旧大蔵省入省。1995年に退官し、政治家秘書を経て1998年に参院選に出馬。2度の落選を経て、2003年に衆議院中国比例ブロックで初当選。衆院厚生労働委員会理事や自民党厚生労働部会部会長などを経て、安倍内閣では一億総活躍担当大臣に就任した。現在は岡山5区選出、当選5回、額賀派。落選中は川崎医療福祉大学で客員教授を務めた。 社会保障政策に強い影響を持つ経済財政諮問会議などを担当する内閣府特命担当大臣(経済財政政策)には茂木敏充氏が就任。安倍首相は「最優先は経済...