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奈良県との関係構築が一番の課題 - 広岡孝雄・奈良県医師会会長に聞く◆Vol.1

インタビュー 2017年8月25日 (金)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

6月28日の奈良県医師会長選挙で、現職の塩見俊次氏を破ったのが、広岡孝雄氏。塩見氏は、2011年の奈良県知事選挙にも出馬、日本医師会の代議員会でも積極的な発言で知られた。その後継となった広岡氏は、奈良市医師会長の経験はあるが、県医師会の役職に就くのは初めて。「会長になった私がどんな人物なのか、関心を持っていただいている」と受け止める広岡氏に、会長選挙に出馬した経緯や抱負をお聞きした(2017年8月10日にインタビュー。計2回の連載)。 ――先生がこれまでどんな医師会活動をされてきたのか、また今回の奈良県医師会長選挙に立候補された経緯をまずお教えください。 私は奈良市医師会で理事、副会長として10数年務め、2013年から2年間は奈良市医師会の会長を務めていました。しかし、2期目の市医師会会長選挙で負けてしまい、ここ2年間は医師会活動から離れていました。また市医師会時代に、奈良県医師会の活動内容を見聞きする機会はありましたが、県医師会の活動に直接携わった経験はありません。 奈良県医師会長に立候補する話は、2年くらい前から少し出ていましたが、具体的に挙がったのは今年3月です。前任の塩見俊次先...