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「『病院をやめてしまえ!』というのは、どう考えても乱暴な意見でしょう」【連載小説「朔風」第85回】

火曜日、金曜日に更新

2017年8月22日 久間十義(小説家)


[あらすじ・登場人物はこちら][連載第1回はこちら]バトラー病院にはまだ望みがある?いったい何を上から目線で言っているんだろう?二人の顔を覗き込んだ健太朗に、院長と那須が小さく笑った。不審げな面持ちをくずさずにいると、院長が「実はね……」と説明してくれた。どうやら二人は午後、健太朗が消化器外科学会の分科会に出席していた頃、すでに他所で会っていろいろと意見の交換をし、ある程度互いに認め合い、一致するところもあって、その上でここにやって来たものらしかった。「それにしても、那須さんのバトラー病院評価が...

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