1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 「人生の最終段階」、悩みさまざま

「人生の最終段階」、悩みさまざま

レポート 2017年8月22日 (火)  水谷悠(m3.com編集部)

厚生労働省の「人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会」の第1回会合が8月3日に開催され、10月から一般国民、医師、看護職員、介護老人福祉施設の介護職員、各施設長を対象に意識調査が行われることになった。一般国民には自らの人生の最終段階について問い、医師、看護職員、介護職員向けには担当する患者や家族との話し合いなどについて問う内容だ(資料は厚労省のホームページ、記事は『「人生の最終段階における医療」の議論、厚労省開始』を参照)。 医療者といえども一般国民の立場でもあることから、m3.com意識調査で一般国民向けと同様の質問をしたところ、自身の人生の最終段階での対応は、「延命は一切断る」、「痛みを和らげる治療は希望」、「それまでに日々充実した人生を送る」など、さまざまな考えが寄せられた。 Q1:ご自身の人生の最終段階で受けたい医療や療養、逆に受けたくないものについて、ご家族などと話し合いをしていますか。 Q2:ご自身が意思決定をできなくなった時に備えて、どのような医療・療養を希望するか、しないかといったことについて、書面を作ることについてどのように考え、また作成していま...