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当直中の閲覧注意!「本当にあった怖い話」

レポート 2017年8月28日 (月)  m3.com編集部

じめじめとした蒸し暑さを、一瞬にして涼しくしてくれる夏の定番と言えば、「怖いお話」。 2017年8月11日 (金)~21日 (月)に実施したm3.com意識調査「病院での心霊体験、したことある?」において集まった多くの「病院であった怖い話」の中から、厳選して皆様の体験を紹介する。 佐藤さんの右手 脳梗塞で右片麻痺の佐藤さん(仮名)のところへ、深夜のラウンドに行った時の話。佐藤さんの入院するベッドは私の病棟ではいわゆる「出る」ベッドだった。 その日、佐藤さんはせん妄状態で、いまいち何言ってるかが分からない。耳を傾けると「窓の外、窓の外…」と訴えていた。「え、窓の外?なんもいないよ?」と言って窓を開けて確認してあげると、次は「違う、あなたの後ろ」と苦しそうに訴えている。当然後ろを振り返っても誰もいない。「変なこと言わないでよ、怖いじゃん」と声をかけると佐藤さんは静かになった。と同時に布団の中で何かモソモソ動いている。「なんだろう…」と思って布団をめくると、動かないはずの佐藤さんの右手が動いて、信じられないほどのスピードで私を手招きしていた。怖くなって同僚を呼んでベッドに戻ると、佐藤さんはも...