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ベッドサイドに置いていた携帯が鳴った【連載小説「朔風」第86回】

火曜日、金曜日に更新

2017年8月25日 久間十義(小説家)


[あらすじ・登場人物はこちら][連載第1回はこちら]那須洋介を囲んでの会話はその後、場所をススキノ近くの居酒屋に移して夜の九時過ぎまで続いた。那須は飲める口で、院長も彼ももちろん嫌いな方ではなかったから、飲むほどに話に花が咲き、三人とも饒舌になった。那須からは地方病院改革への抱負のようなものが伝わってきて、健太朗もこのコンサルタントの色よい返事に期待したが、院長も当然その気になったようだった。ここで強く押せば、必ずや那須はバトラー病院改革のスタッフに加わってくれるのではないか?明日一番で新千歳空...

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