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「医師の働き方改革」、2018年度改定の基本方針に

レポート 2017年9月6日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省の社会保障審議会医療保険部会(部会長:遠藤久夫・国立社会保障・人口問題研究所所長)は9月6日、2018年度診療報酬改定の基本方針の検討を始めた。厚労省は、「医療・介護現場の新たな働き方の実現、納得感の向上」など3項目の「改定に当たっての基本認識」と、4項目の「改定の基本的視点と具体的方向性」から成る基本方針のたたき台を提示した(資料は、厚労省のホームページ)。 委員からは、追加意見や各論での要望が挙がったが、たたき台に対する異論は出なかった。厚労省は2018年度改定のスケジュール案も提示。ほぼ例年通りで、今後、社保審医療部会と並行して議論を深め、今年12月頃の基本方針の策定を目指す。基本方針を受け、中央社会保険医療協議会は2018年度改定の具体的な点数設定に係る審議などを行う。 (2017年9月6日の社保審医療保険部会資料) (2017年9月6日の社保審医療保険部会資料) (2017年9月6日の社保審医療保険部会資料) 「人は評価、薬関係は引き下げ」 2016年度改定までの基本方針は、「重点課題」と「改定の視点」で構成。2018年度から「改定に当たっての基本認識」と「改定の基...