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「このまま市立病院として存続できるとは思われないよ」【連載小説「朔風」第91回】 

火曜日、金曜日に更新

2017年9月12日 久間十義(小説家)


[あらすじ・登場人物はこちら][連載第1回はこちら]【33】札幌出張の後、時間は速やかに流れた。整形外科の山根医師や、東京から来た若い理学療法士たち単身赴任組が妻子の許や実家に帰省するなか、年末から正月にかけて健太朗は病院の宿直を一手に引き受けた。そして松の内が開けると、院長の指示の下、すでに実質的に中盤戦に突入していた富産別市長選挙を見据えて、金子市長側と村田市議側の双方に接触を図った。バトラー病院の再生・存続に向けて積極的にアピールしていったのである。市長選は町興しや、福祉予算、人口問題など...

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