労働組合加入の勤務医は約10％

労働運動を理由に解雇されたとして、鹿児島県の医師が病院に対して解雇無効などを求める訴えを起こした。全国医師ユニオンへの加入や、使用者側と労使協定を結ぶ「過半数代表者」への就任を理由としたものだと訴えており、医師の働き方改革の議論が行われる中で、これに逆行する行為という主張も出ている。m3.com意識調査で労働組合活動について聞いたところ、労働組合に加入している勤務医は、勤務先単独の組合が7.8％、それ以外の個人で入れる組合は2.0％と少数にとどまった。なお、厚生労働省が2016年度に行った調査では、推定組織率（雇用者数に占める労働組合員数の割合）は17.3％となっている（資料は厚労省のホームページ関連記事は『鹿児島の男性医師、解雇無効求め病院提訴』）。 Q1: 勤務先に労働組合がありますか？ 勤務医の勤務先では、半数近い44.6％で労働組合がない。また、「分からない」との回答も15.2％あった。 Q2:労働組合に加入していますか？ Q3: その他、労働運動や組合活動などについて、ご意見があればご自由にお書きください。 【組合がない】 労働組合のある病院に勤めた記憶がない。【勤務医】 公...