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医科歯科、東大の2強変わらず、杏林大が3位に、2017マッチング中間

レポート 2017年9月22日 (金)  高橋直純(m3.com編集部)

2017年度医師臨床研修マッチングの「中間公表」の結果が9月22日に公表された。防衛医科大学校と今年4月に医学部を新設した国際医療福祉大学を除く、全国80の大学病院本院を「1位希望」として登録した人数でランキングすると、1位東京医科歯科大学、2位東京大学で、2015年度、2016年度の「中間公表」と同じ結果だった(2016年度のデータは、『医科歯科、東大、京大の「三強」不変、2016年度中間マッチング』を参照)。3位には2016年度8位だった杏林大が入った。 大学病院本院を1位希望した人数は2016年度より202人減少しており、大学病院の人気低下が止まらないことが示唆された。 「中間公表」の時点で、定員数に対する「1位希望人数」の割合(定員充足率)が100%を超えたのは3大学。3位の杏林大(121.5%)、6位の大阪医科大(112.7%)、26位の愛知医科大(106.7%)でいずれも私立大だった。 2016年度と比べて、20位以上順位を上げたのは、兵庫医大(34位⇒10位)、日本医大(43位⇒11位)、金沢大(47位⇒15位)、千葉大(60位⇒25位)、浜松医大(60位⇒36位)、岩手...