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社会医学系専門医・指導医2514人認定

レポート 2017年9月23日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

社会医学系専門医協会は9月23日の記者会見で、社会医学系専門医・指導医の認定を受けた医師は、2514人に上ったことを公表した。同専門医制度は2017年度から開始、新規に専攻医として登録し、研修を始めた医師は9月19日現在で59人、初年度の登録手続きを終了する9月30日までには約80人に増える見通しだという。認定した専門研修プログラムは62。 同協会理事長の宇田英典氏(全国保健所長会長)は、初年度の専門医・指導医は1000人程度と見込んでいたことなどを踏まえ、「今後、いかに研修を充実させ、専門医の質向上を図っていくかが課題」と述べた。 2514人の専門医・指導医は、新制度開始に伴う経過措置として認定。内訳は、専門医269人、指導医2245人。申請段階(2644人)では、医師の所属先の内訳は、行政(保健所等)28%、教育研究機関32%、医療機関20%、職域(産業保健)14%など。 専攻医59人の研修先は、18の専門研修プログラムにわたる。専攻医の所属先は、行政は18人、行政以外(医療機関や教育研究機関など)が41人。「衛生行政に入る若手医師が少ない中で、18人が専攻医になったことは、人材確...