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日病会長、総合診療専門研修プログラム「問題点きちんと言う」

レポート 2017年10月3日 (火)  水谷悠(m3.com編集部)

日本病院会会長の相澤孝夫氏は10月3日の定例記者会見で、日病も参加している四病院団体協議会が2日付で日本専門医機構理事長の吉村博邦氏に対して総合診療専門研修プログラムの1次審査結果についての意見書を提出したことについて、「(2018年)4月に今の形でスタートはするが、問題がある点についてはきちんと言っておかなければ、改善にはつながらない」と指摘。同プログラムは今後も改善していく必要があるとの認識を示した(『四病協、総合診療専門研修プログラムの1次審査に疑義』を参照)。 日病会長の相澤孝夫氏(右)と副会長の末永裕之氏 相澤氏は、「新専門医制度は4月から始まるということで、大学にいる若い医師や病院、関係者も期待している。いろいろと手落ちがあるが、そこをいちいち突くと4月開始は無理。始まること自体は仕方がない」としながらも、総合診療専門研修プログラムに関しては、「まだ整っていない。慌てて間に合わせるようにやっている」と述べ、準備が十分でないと指摘。4月にスタートさせること自体は了解しているが、改善の必要はあることを強調した。 日病は会見で、日本専門医機構の総合診療専門医とは別に、日病が独自に...