半数余りが「勤務時間把握の仕組みなし」◆Vol.4
医師調査
2017年10月20日 (金)
水谷悠(m3.com編集部)
Q:先生の勤務先に、勤務時間を詳細に把握する仕組みはありますか。 男性(n=406) 女性(n=100) 大学病院が男性28.6%、女性28.6%で、いずれも最も少なく、勤務時間を詳細に把握する仕組みが未整備である現状が分かる。公立病院や公的病院、民間病院では大学病院よりは多いが、それでも全体で男性42.1%、女性41.0%と半数に達していない。 Q:それはどのような仕組みですか。 男性(n=171) 女性(n=41) タイムカード(ICカードなど)と、用紙に記入して提出する形が主流だ。大学病院勤務の男性でタイムカード(ICカードなど)が62.5%に上り、公立病院で30.3%、公的病院でも41.7%。用紙に記入して提出するのは公立病院と公的病院で多く、それぞれ36.4%と33.3%となっている。ウェブのシステムで入力する形式は、男女とも少ない。「その他」では「医局事務が管理」と「静脈認証」との回答があった。 医師調査・医師の働き方改革 Vol.1◆長時間勤務、男性医師で抵抗少なめVol.2◆大学病院で長時間勤務Vol.3◆外科や産婦人科などで男性医師が長時間勤務Vol.4◆半数余りが「...
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