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富産別の現状を知ってもらう【連載小説「朔風」第101回】

火曜日、金曜日に更新

2017年10月17日 久間十義(小説家)


[あらすじ・登場人物はこちら][連載第1回はこちら]【36】大迫院長の精力的な動きは、院長自身が言う"良性のめまい"が周囲の知るところとなった後も、いっこうに変わらなかった。というか、健康については昨年の検査で「逆に自信を深めた」などと院長は言って、ことさら無頓着に振舞う様子で、健太朗とまゆみのたっての願いでの、バトラー病院での再検査にもサバサバした態度で応じた。「何だか素直すぎて、逆にこっちのほうが恐縮してしまうくらいですね……」とまゆみは院長の再検査の結果を注意深くチェックしながら健太朗に言...

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