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医師候補41人中12人当選、厚労政務三役も

レポート 2017年10月23日 (月)  橋本佳子、高橋直純、水谷悠(m3.com編集部)

第48回衆議院議員総選挙の投開票が10月22日に行われ、自民、公明の両党で、総定数465のうち憲法改正の国会発議に必要な3分の2を超す議席を獲得した。安倍晋三首相の5年間の政権運営が問われたが、信任を得られた結果となった。消費税率10%への引き上げと増税分の使途変更、憲法改正などについて実現に向けた動きが具体化することになる。 今回の衆院選では医師資格を持つ41人が立候補(『41人の医師資格保持者が立候補、衆院選』を参照)。うち12人が当選(文末に表を掲載)。自民党では12人中8人が当選し、元厚生労働省の医系技官で、丹羽雄哉元厚生相の後継者の国光文乃氏が初当選。鴨下一郎氏、三ツ林裕巳氏、今枝宗一郎氏、新谷正義氏も安定した戦いで選挙区での当選を決めた。比例区では大隈和英氏、冨岡勉氏が復活当選。比例東京ブロックで単独24位の安藤高夫氏も初当選となった。 立憲民主党では阿部知子氏が7選を決めた。小選挙区での当選は初めて。吉田統彦氏も比例復活した。希望の党は、医師資格保持者では全政党中最多の17人を擁立したが、当選は比例復活の岡本充功氏にとどまった。日本維新の会も医師資格保持者4人を擁立したが...