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安倍総裁「少子高齢化、立ち止まる余裕ない」

レポート 2017年10月23日 (月)  高橋直純(m3.com編集部)

自民党の安倍晋三総裁は10月23日、自民党本部での記者会見で、第48回衆議院議員総選挙の結果を受けて「少子高齢化が急速に進む今、私たちに立ち止まっている余裕はない。ひたすら政策の実行に邁進していく決意だ」と意気込みを語った。社会保障分野では消費増税分の使い道を変更し、「全世代型社会保障」へ改革することを強調した。 総選挙の結果を「総選挙において我が党が3回連続で過半数を得たのはほぼ半世紀ぶり、同じ総裁で3回連続勝利をしたのは、立党以来初めてのこと。であるからこそ、謙虚に政策を進めて行かなければならない」と振り返った。 争点の一つとなった消費増税分の使い道の変更については、「我が国の持続的な成長の鍵は少子高齢化への対応。アベノミクス最大の挑戦である。幼児教育の無償化を一気に進め、真に必要とする子どもたちには高等教育を無償化していく。消費税の使い道を見直し、子育て世代、子ども達に大胆に投資することで社会保障制度を全世代型の制度へと大きく改革していく。少子高齢化が急速に進む今、私たちに立ち止まっている余裕はない。年内に政策パッケージを策定し、可能なものから速やかに実行に移していく」と話した。...