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医師を子どもに勧める?米国57.1%、日本42.4%◆Vol.1

スペシャル企画 2017年11月4日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

m3.com編集部では今夏、M3USAの協力を得て、日本の医師1582人(m3.com会員)、米国の医師1150人(M3USA会員)、計2732人に対して調査を実施した。日米の医療事情や医師の働き方の相違は、これまで個人的な印象で語られることが多かったが、今後の建設的な議論に向けてリアルなデータを収集、提示することが目的だ。 調査は、プロフィールを尋ねる質問も含め、計35問。勤務時間や現状の勤務環境の満足度、年収、論文執筆や留学経験、医師を目指したきっかけなど医師個人に関する質問から、医療制度や医療水準について「最も先進的だと思う国」、「自国の医師の社会的地位」など医療制度に関わる質問まで、多岐にわたる。 日米の医師、医療事情を浮き彫りにした今回の調査結果を、日米両国の医師から寄せられた数多くのコメントとともに連載する。 (M3USAは、米国に本社を置く、エムスリー株式会社の連結子会社)。 自らの職業を自身の子どもや友人に勧めたいと考えるかどうかは、今の仕事のやりがいや満足度、将来性などを測るバロメーターになる。医師にとっても例外ではないだろう。日米両国の医師に、まず両親(両方、もしく...