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2%台半ばマイナス改定「あり得ない」

レポート 2017年11月3日 (金)  水谷悠(m3.com編集部)

財務省の財政制度等審議会財政制度分科会が10月25日、診療報酬改定1回当たり「2%台半ばのマイナス改定が必要」との考えを打ち出した。国民医療費の過去10年の平均約2.5%から高齢化等による約1.2%を引いた分の2年度分で、診療報酬本体もマイナスにすべきだとしている。この財政審の方針についてm3.com会員に尋ねたところ、開業医は31%、勤務医は22%が「プラス改定すべきだ」と回答。「医療にコストが著しくかかっており、マイナスはあり得ない」、「現場を無視した、財布の中身だけを考えた改定だ」など、反対する声が寄せられた(『診療報酬「マイナス2%台半ば以上」に、財政審』など参照)。 Q1:2%台半ば以上のマイナス方針について、どうお考えですか? 「やむを得ない」が開業医16%、勤務医22%。「マイナス幅が大きすぎる」がそれぞれ19%、25%、「妥当」が4%と5%で、ある程度のマイナスは仕方がないと考える会員もかなりの割合に上った。 Q2: その他、診療報酬改定について、お考えを自由にお書きください。(任意) 【マイナス改定はおかしい】 せめて現状維持に留めておいてほしい。【開業医】 医療機関...