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約6割「トラブル対応マニュアル必要だが、ない」

レポート 2017年11月3日 (金)  m3.com編集部

2017年9月20日 (水)~9月26日 (火)に実施したm3.com意識調査「患者からクレーム、妥当だと思う?」において、トラブル対応マニュアルが必要かどうかについて質問したところ、全体の約6割(57.4%)が「必要だと思うが、ない」と回答した。また、開業医の約7割(69.2%)が「必要だと思うが、ない」と回答し、他職種に比べて高い割合だった。看護師の半数以上(54.1%)が「既にある」と回答した。 Q6:患者トラブルを減らすための提案があれば、お答えください。【勤務医・開業医編】 【勤務医】 ・患者家族の背景・性格、高齢者であれば認知症の有無についても、事前に把握しておいた方が良い。良識的な患者が多いが、ある一定の割合で精神疾患や認知症で理解が出来ず、無理難題を言う方がいる。(20代男性) ・悪質なケースへの民事訴訟や刑事告訴を積極的に行う。よほどでない限り、警察が介入したり、裁判沙汰をちらつかせた段階で黙り込むはず。(20代男性) ・個人の努力には限界があることを知るべき。病院側は接遇教育を熱心に進めているが、診察や検査などの待ち時間が長かったりなど、患者がイライラしやすい環境が...