「医療者だけで抱え込まない」トラブル対策法

2017年9月20日 (水)～9月26日 (火)に実施したm3.com意識調査「患者からクレーム、妥当だと思う？」において、患者トラブルを減らすための対策について伺ったところ、多くの意見が寄せられた。 Q6:患者トラブルを減らすための提案があれば、お答えください。【看護師・薬剤師・その他医療従事者編】 【看護師】 ・もっとスタッフの数を充実させてほしい。患者さんと接する時間に余裕が持てるようにしたいのに、ルーティン業務をこなすことだけで精一杯になり、こまやかなケアの配慮をする気持ちの余裕もなくなってくる。スタッフ間の関係性もギスギスして緊張が続くし、そうするうちに患者さんにその雰囲気が伝わっていく。その結果、キレる患者さんが出てくる、という悪循環を生み出してきたところがある。(40代女性) ・医師からだけではなく、看護からも日常の様子、体調、精神的な変化などを面会時に話して関係を築き、何か起きた時に話しやすい関係を作っておく。病院では勝手に話したと言われるが、話すことで回避できる感情面から来るトラブルはあると感じる。(40代女性) ・医師の接遇教育、職員間の監視体制（見て見ぬふりは許さ...