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全日病、10年以上の医師対象に「総合医プログラム」開始

レポート 2017年11月13日 (月)  高橋直純(m3.com編集部)

全日本病院協会の猪口雄二会長は11月10日、東京都内で記者会見し、同会会員施設の医師に対し、「全日病総合医プログラム」を提供することを公表した。対象はおおむね10年以上の医師で、50万円程度と見込まれる受講料は各病院が負担する。2018年1月から受け付けを開始し、7月からスタートする(『「全日病 病院総合医」を養成するわけ - 猪口雄二・全日病会長に聞く◆Vol.2』を参照)。 最短で1年間で取得できるが、勤務しながらであることから、1~3年での取得を想定している。全日病は年間40人程度の取得を見込んでおり、各病院には修了者に「総合医としての評価」を行うように求めている。プログラムは日本プライマリ・ケア連合学会が協力。(1)自院における診療実践、(2)スクーリング、(3)e-learning――で構成され、スクーリングを中心に据える。スクーリングは診療実践コース(22回)、ノンテクニカルコース(10回)、医療運営コース(3回)で、プログラム参加時に各自が必要なものを選んで選択する。全35回の3分の2程度が必須となる。1回1日の予定で、東京で土日曜日に連続して開催することを想定。各コマを...