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新薬12成分、25品目の薬価を了承

レポート 2017年11月15日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

中央社会保険医療協議会総会(会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)は11月15日、新薬12成分、25品目の薬価を了承した。薬価収載は2017年11月22日の予定。内訳は、内用薬5成分、7品目、注射薬6成分、17品目、外用薬1成分、1品目(資料は、厚生労働省のホームページ)。 根治切除不能なメルケル細胞癌に対するバベンチオ点滴静注(一般名アベルマブ)と、クリストジウム・ディフィシル感染症の再発抑制に対するジーンプラバ点滴静注(一般名ベズロトクスマブ)には、医療保険上の取り扱いを示した留意事項通知が、薬価収載に先立ち、11月21日に発出される予定。 既存治療で効果不十分な関節リウマチに対するケプラザ皮下注(一般名サリルマブ)と、既存治療で効果不十分な全身性エリテマトーデスに対するベンリスタ皮下注(一般名ベリムマブ)は、在宅自己注射指導管理料の対象として認められた。ベンリスタ皮下注は1週間隔の皮下注射のため薬価収載直後から可能だが、ケプラザ皮下注は2週間隔の皮下注射のため、新薬については薬価収載から1年間は投薬期間が2週間に制限されることから、在宅自己注射が可能になるのは1年後...