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赤ひげ大賞特別賞に宮城の2医師、日医発表

レポート 2017年11月23日 (木)  水谷悠(m3.com編集部)

日本医師会は11月22日の記者会見で、「第6回日本医師会赤ひげ大賞」の受賞者を発表した。5人の医師を選び、さらに宮城県の鎌田眞人、佐藤徹両氏を「選考委員特別賞」として表彰した。2人は東日本大震災で自院が全壊したが、往診や訪問診療で被災者の救命や治療に当たるなどし、今年まで3年連続で宮城県医師会が推薦。大賞受賞にはならなかったが、選考委員が強く推し、特例として表彰することになった。 「日本医師会赤ひげ大賞」は、地域の医療現場で長年にわたり、健康を中心に地域住民の生活を支えている医師にスポットを当てて顕彰することを目的に、2012年に創設された。表彰式とレセプションは2018年2月9日に都内のホテルで行われる。 受賞者は次の通り。(年齢は2017年11月30日時点) ◆大賞 新潟県医師会推薦:藤巻幹夫氏(90歳、藤巻医院理事) 静岡県医師会推薦:河井文健氏(77歳、河井医院理事長・院長) 岡山県医師会推薦:塚本眞言氏(67歳、塚本内科医院理事長・院長) 香川県医師会推薦:松原奎一氏(75歳、松原病院理事長) 佐賀県医師会推薦:水上忠弘氏(73歳、水上医院理事長・院長) ◆選考委員特別賞 宮...