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一種の運命だと思って【連載小説「朔風」第113回】

2017年11月28日 久間十義(小説家)


[あらすじ・登場人物はこちら][連載第1回はこちら]大迫さんの容態についてご説明申し上げます。――と、その医師に言われて、まゆみを除いた健太郎たちは彼に従い、ICUの気密扉を出てすぐの一室に招じ入れられた。まゆみは一緒に行こうと促したにも関わらず、頑固に首を振って院長の傍らから離れなかった。「……付き添っておられた女性の先生にも先ほど申し上げたのですが、大迫さんの心肺機能は現在働いていない状態です。生命維持装置によって呼吸その他の身体活動は維持されていますが、おそらく、それも持って一週間から二週...

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